妊娠中はアロマがおすすめ?ひどいつわりにはアロマで対策!

妊娠中は、つわりや便秘、下痢、腰痛などのマイナートラブルがおきやすい状態です。その変化にストレスを感じている妊婦さんも少なくないでしょう。
そんな妊婦さんにおすすめしたいのがアロマです。つわり症状の緩和やストレス軽減にも効果的なアロマについて見ていきましょう。

妊婦さんにアロマがおすすめな理由 

妊娠中の大きな悩みの1つが、薬を気軽に使えないことです。薬の多くは、妊娠中の使用が禁止されており、胎児への影響が出るものもあります。非ステロイド系抗炎症剤の湿布を連用したことで、胎児の心臓に影響が出た症例もあります。
そのため、妊娠中は痛みや辛い症状を我慢しがちですが、アロマを利用することで、それらの症状の緩和が期待できます。妊娠中は、アロマが大きな味方になってくれるでしょう。

アロマの効果

アロマは香りを楽しむだけのものではありません。芳香浴に用いることで嗅覚を通して大脳に作用したり、気化した精油を吸い込んだりすることでその成分がからだに取り込まれ、さまざまな効果が期待できます。
リラクゼーション効果が有名ですが、自律神経を整えたり、免疫力を向上させたり、認知症の予防・改善効果などが認められています。
妊娠中においては、つわりの緩和やリラクゼーション、ストレスの軽減などに利用されています。

アロマテラピーとは?

アロマテラピーは、エッセンシャルオイル(精油、アロマオイル)と呼ばれる、植物から抽出した香り成分を使って、薬を使わずに心身のバランスを整えることのできる自然療法です。フランスでは医師が、医薬品として認められたエッセンシャルオイルを薬として処方することもあり、医学として病気の治療などに用いられています。日本では、アロマテラピーもしくはアロマセラピーと呼ばれています。

つわり中もおすすめなエッセンシャルオイルの選び方

つわりは、妊婦さんの50~80%におきるマイナートラブルの1つで、吐き気や嘔吐、食欲の変化、匂いに対して過敏になるなどの症状がおこります。妊婦さんを悩ませる辛いつわりですが、根本的な治療法はなく、つわり時期が過ぎ去るのを待つしかありません。
エッセンシャルオイルによる芳香浴は、胃の不快感の軽減や、気分をリフレッシュする効果が期待できます。好きな香りのものを選びたいところですが、妊娠中に使っていいものと、使用しないほうがいいものがあります。それぞれ、どんなエッセンシャルオイルがあるか見ていきましょう。

妊娠中に使用OKなアロマ

①レモン

レモンのフレッシュでさわやかな香りには、気分を明るくし、集中力アップやリフレッシュの効果などがあります。つわりで気分が沈んでいる時や気分が悪い時に、レモンの香りを嗅ぐことで、気分がすっきりします。

②オレンジ

レモンと同じ柑橘系のさわやかでフレッシュな香りは、リラックス効果が高いのが特徴です。

③グレープフルーツ

さわやかで甘酸っぱい香りのグレープフルーツの香りは、リフレッシュ効果や精神安定作用があるほか、デオドラント効果があるのが特徴です。

④ローズウッド

ウッディな香りとフローラルな香りが調和したローズウッドは、リフレッシュ効果があり、集中力を高めるのにも効果的です。

⑤ベルガモット

ベルガモットはミカン科の常緑樹で、香りも柑橘系の香りが含まれています。リフレッシュ効果に加え、鎮静効果もあります。

⑥ネロリ

オレンジ・ビターの花から抽出される、柑橘系とフローラルな香りを兼ね備えた独特な香りが特徴で、幸福感をもたらし、リラックス効果があります。

⑦マンダリン

オレンジに似た小さな果実の果皮から抽出されたマンダリンは、作用が穏やかで子どもやお年寄りにも使いやすく、リラックス効果をもたらしてくれます。

妊娠中に使用NGなアロマ

エッセンシャルオイルの中には、子宮収縮を促したり、通経作用(生理を促す作用)のある精油もあります。芳香浴に使う程度では問題ないと言われていますが、念のためどんなものがあるかチェックしておきましょう。

①ジャスミン

クレオパトラが愛用した香りとして有名なジャスミン。魅惑的で甘美な香りで、古来から媚薬としても使われていました。

②ラベンダー

現代のアロマテラピーの始まりは、ラベンダーだったと言われています。そのフローラルな香りは、緊張や不安を緩和し、リラックスさせてくれます。

③ローズマリー

食用にも使われるハーブで、清涼感のあるウッディな香りが特徴的です。眠気覚ましや集中力アップに効果的です。

④カモミール

青りんごに似たフルーティな香りとハーブ調の香りが調和したエッセンシャルオイルで、リラックス効果があります。

⑤フェンネル

スパイシーな香りの中にフローラルな香りを含んだ特徴的な香りです。リラックス効果があり、授乳期には母乳分泌効果があるとされています。

⑥セージ

鋭くクリアな香りで、きわめて強いエッセンシャルオイルになります。リラックス効果や生理痛の緩和に効果があります。

⑦ペパーミント

清涼感あふれるスーッとした香りで、眠気覚ましや鎮静効果があります。

⑧ゼラニウム

ローズに似た香りの中にミントのような香りを感じます。リフレッシュ効果や虫よけ効果があります。

アロマの使い方

アロマテラピーの方法には、芳香浴やアロマバス、アロママッサージなどがありますが、妊娠中におすすめなのが、芳香浴です。
芳香浴は、ディフューザーやアロマランプを使ったり、アロマスプレーを作ったり、マグカップなどに入れたお湯にアルマオイルを数滴垂らす方法などがあります。ご自身の生活スタイルに合った方法で、アロマテラピーを楽しみましょう。

ディフューザー

超音波でエッセンシャルオイルを部屋に拡散できるディフューザーは、熱を必要としないので、小さい子どもやペットがいる場合にも使いやすく、安心して使うことができます。インテリア性の高いおしゃれなディフューザーもあり、お部屋に合ったデザインのものを選ぶのも楽しいですね。

アロマランプ

ランプの上皿に少量の水を張り、そこにエッセンシャルオイルを数滴(5滴以下)垂らしてランプのスイッチをつけるだけで、アロマを楽しむことができます。ランプの熱で上皿が温められ、少しずつ香りが部屋に広がっていきます。オイルのブレンドも楽しめますね。

アロマスプレー

無水エタノール(アルコール)と精製水にエッセンシャルオイルを数滴垂らすと、アロマスプレーが完成します。お部屋にシュッとするのもいいですし、布製のマスクに吹きかけて使うのもおすすめです。ただし、光毒性のあるオイルは控えておきましょう。

マグカップ

手軽にアロマを楽しむなら、マグカップや洗面器などの容器にお湯を入れ、そこにエッセンシャルオイルを数滴垂らす方法がおすすめです。特別な道具は必要なく、エッセンシャルオイルを購入するだけで、アロマテラピーを体験できます。

こんな時にアロマを使うと効果的!

妊娠中は、ホルモンバランスの上下が激しく、それに伴って感情の起伏も激しくなりやすいです。些細なことでイライラしたり、涙が出たりすることはよくあります。そんなときは、アロマテラピーを利用することで気分をリフレッシュするのがおすすめです。
好きな香りに包まれるだけで、気分は良くなります。つわりや切迫流産で外出が難しい場合も、木や花の香りのするオイルを使えば、森林浴している気分に浸れるでしょう。
人間は、香りで懐かしい記憶がよみがえることがあり、プルースト効果と呼ばれています。エッセンシャルオイルの香りの中に、楽しい記憶がよみがえる香りがあるかもしれません。過去の思い出に浸るのもいいリフレッシュ方法になります。

エッセンシャルオイルを使う際の注意点

エッセンシャルオイルを使用するに当たって、覚えておきたいことが2つあります。それが、正しいエッセンシャルオイルの選び方と光毒性のあるエッセンシャルオイルについてです。

エッセンシャルオイルの選び方

アロマテラピーで芳香浴などにつかうエッセンシャルオイルは、100%植物から抽出されたものを使いましょう。「アロマオイル」などの製品名の物の中には、香りだけを似せた合成オイルもあります。化学物質の含まれたオイルを使うのは、正しい効能を得られないだけでなく、体に影響が出る可能性も否定できません。エッセンシャルオイルを購入するときは、下記の条件を満たすものにしましょう。

  • アロマテラピーの専門店で販売されている
  • 遮光性のあるガラス瓶に入っている(エッセンシャルオイルの変質を防ぐため)
  • 精油の品質表示が確認できる(植物の学名や品種、抽出部位、抽出方法、ロット番号など)
  • できればオーガニックグレード(無農薬や有機栽培法で採れた植物から抽出)のものを選ぶ

光毒性のあるエッセンシャルオイルについて

エッセンシャルオイルの中には、光毒性を持つものがあります。光毒性のあるエッセンシャルオイルは、肌についた状態で紫外線が当たると、皮膚にダメージを与えてしまうため、下記のアルマオイルには注意が必要です。

  • ベルガモット
  • レモン
  • グレープフルーツ
  • ライム

など

上記のエッセンシャルオイルが肌につけた状態で日光に当たると、光毒性によって日焼けをしやすく、シミの原因になります。また、ひどい場合には、やけどの状態にまで皮膚が傷つく場合がありますので注意しましょう。
もし、アロママッサージをするのであれば夜にするか、光毒性のあるアルマオイルを避けることが望ましいです。芳香浴に使うのであれば問題ありません。

その他のつわり対策は?

つわりの原因は現在でもよくわかっていません。そのため、明確にこれをすればつわり症状がなくなるという方法はないのが現状です。
つわり対策として、芳香浴によるアロマテラピーも1つの方法ですが、ほかに下記のような方法があります。

できるだけ休養する

仕事や育児、家事など、妊娠中も忙しい現代女性ですが、つわり期間中はできるだけ休むタイミングを作りましょう。疲れやストレスは、つわり症状がひどくなる原因になるため、家族に協力してもらうのはもちろん、外注できるものはフル活用するのがおすすめです。
特に、つわり中に辛いのが食事作りですが、宅食や生協、ネットスーパーなどの社会資源を活用してできるだけキッチンに立つ時間を減らしましょう。

食べたいものを食べたい時に食べられるだけ食べる

赤ちゃんのためにしっかり食べないと!と思えば思うほど、食事が苦痛になるのがつわりです。つわりが終わったら栄養バランスのとれた食事をするようにして、つわり中は食べたいものを食べたい時に食べられるだけ食べるのが鉄則です。ただし、どんどん痩せていったり、水分しか摂れない状態が続いたりする場合は、病院に行きましょう。

気分転換する

自分の好きなことをしている時間は、気持ち悪さが軽減しやすいです。DVD鑑賞や読書、ゲームのほか、友達と電話や会って話をするだけで気分が変わるかもしれません。
つわりは辛い症状である反面、赤ちゃんがお腹の中で育っている証でもあります。胎動を感じ始める時期とつわりが終わる時期は近いことが多いため、赤ちゃんが生きているというサインをつわりという形で送っているのかもしれません。
アロマテラピーや休養、気分転換などでつわり期間を乗り越えましょう。

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