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白い歯の日本人の女の子

歯を白くするホワイトニング料金は保険適用外で高額?疑問を解決!

歯が黄ばんでいて、気になっている人、白い歯に憧れている人は多いでしょう。
特に、女性は美容面で、肌と同じように白く保ちたいと望んでいる人が多くいます。

笑った時に見えるお口の白い歯は、人に清潔感や健康的な良い印象を与えますから、やはり黄ばんでいると思い切り口を開けて笑うのが恥ずかしいと悩みを持っている人も少なくありません。

そこで、歯科医院などでホワイトニングをして、真っ白で綺麗にしたい!と思っている人もいるでしょう。
しかし、歯医者などで行う場合は、時間がかかるし保険適用外になるから高い費用がかかってしまう、ということで躊躇してしまいます。

そこで、最近の料金システム、保険適用の有無、種類などについてもご紹介しますので、ぜひ検討材料にして下さい。

歯のホワイトニング料金には保険適用外?

ホワイトニング料金には保険適用外?

基本的に、歯科医院やクリニックで行うホワイトニングは、健康保険適用外なので自費での負担となります。
しかも、一般的に保険適用外な上に、その歯科医院によってかかる費用が決められるという自由診療になっている為、患者にかかる負担に大きな差があります。

なぜなら本来、健康保険というのは、疾病などを治療する為の保険ですから、病気やケガの治療に対して給付をするもので、特に異常が無い場合、白くする事が目的だけのクリーニングやホワイトニングに対しては、給付する仕組みにはなっていません。

ただ、歯茎や知覚過敏や虫歯の治療の場合、症状が悪化しない早い段階で、予防的治療をしなければ、治療を繰り返し行わなくてはならない、治療が長引く状況になることがあります。

虫歯・歯周病は感染症ですし、あらゆる歯科治療の再発防止において、定期的に検査してクリーニングをする事は、歯のメンテナンスとして、治療の一つとして必要とされる、という考えもあるのです。

とはいいつつクリーニングは、保険診療の中では適切な位置づけがなされていない状態にあります。
その為、基本的に現在の保険の仕組みでは、虫歯や歯周病などの症状が出ていなければ、保険適用外とされてしまっているのです。

歯科医院によって違いがある場合も?

歯科医院によって保険適用と保険適用外になる場合

定期的な歯のメンテナンスを重視する歯科医院では、一種の方便として、ホワイトニングではなく「クリーニング」をする事に対してのみ、歯周病の疑いがある為、虫歯の疑いがある為、などといって内容によっては保険を適用してくれていることがあります。

そのため、歯科医院の歯科医の考え方・方針によって、保険適用になる場合と、保険適用外になる場合に分かれているのが現状です。

歯のクリーニング(着色除去)で歯本来の白さにすることはできる

クリーニングをすると、歯に付着した汚れをかなりきれいにして、本来の白さにすることができることも多いです。

歯のクリーニングとは?

専門用語でPMTC(ProfessionalMechanicalToothCleaning)」と呼ばれ、スケーラーという器具を使い、丁寧に歯石や歯垢(プラーク)を取ること、クリームとブラシで煙草のヤニ、コーヒー、茶渋などの普通は落ちにくい着色を取り除いてもらえるというものです。

超音波の振動で隙間の歯垢(プラーク)や歯石を除去し、電動の歯ブラシのようなもので磨き、着色や器具の届かない細かい部分の汚れも取り除き、エアーフローという洗浄水を噴射するような器具を使って簡単に綺麗にすることが可能です。

歯垢(プラーク)や歯石が付着していると、虫歯で周りに痛みが出たり口臭、歯周病の原因になりますので、半年~1年の間に1回は定期検診を兼ねて行うことが歯科医から推奨されています。

ホワイトニング前にクリーニングするメリット

もし、クリーニングして着色汚れが綺麗になり、本来の白さになった上で、やはりもっと綺麗で真っ白な歯にしたい、という場合ホワイトニングを受けることになります。

そのため、まずはクリーニングすることをお勧めします。歯科医院でも推奨されるでしょう。

それは、歯の着色除去をした上で、ホワイトニングする事で高い効果を感じることができるからです。

それに、その歯科医院の歯科医の考え・方針によって、保険適用とされれば、安価で綺麗にして、時間もかからずに本来の白さにすることができるということがあります。

なお、犬歯から手前にある歯(口を軽く開け口を軽く開いたときに見える範囲)であれば、保険適用になるという場合が多い傾向があるようです。

それは、あくまで見える範囲の前歯表面であり、前歯の内側であれば、保険適用外になる場合もあります。

また、犬歯より奥の歯の場合、保険適用外となるようです。

歯本来の白さとは

歯の構造は、表面がエナメル質で覆われており、その内側に象牙質(黄色っぽい・アイボリーに近い色)、更にその内側に歯髄という神経があります。

象牙質が歯の大部分を占めており、その象牙質をエナメル質が覆い守っているということです。

このエナメル質は、半透明色であることから、若干黄色く見えるのは、エナメル質の内側にある象牙質の色というわけです。

ですから、歯本来の白さというのは、真っ白というわけではなく、象牙色(若干黄色)があることが、健康的な歯であると言えます。

なぜなら、象牙質が透き通って見える程、表面が綺麗に保たれている、ということの現れであるからです。

なお、象牙質は加齢と共に色が濃くなる為、加齢によって黄色くなっていくことは仕方のないことではあります。

歯本来の白さにするのは「クリーニング」

表面に付着した色素を分解して溶かし、汚れを落とすことで歯本来の白さに戻す、という目的で行われるのが、クリーニングです。

一方、ホワイトニングは、本来の白さより更に白くすることを目的としており、薬剤を使用して象牙質の色を目立たなくし、着色することで意図的に白くするというものです。

クリーニング(着色除去)の料金

クリーニングは、保険適用であれば、レントゲンを撮らない場合、2,000〜3,000円前後で済みます。

レントゲンを撮る場合でも、3,000〜4,000円前後の負担で済むようです。

保険適用外だと、10,000円程度かかります。

ホワイトニング料金の違いは?

ホワイトニング料金の違い

ホワイトニングは、前述通り、治療目的ではない為、健康保険適用外となり、かかる費用はその歯科医院によって大きな差が出ています。

いずれにせよ、保険適用外となりますので、比較的高額の費用がかかります。

ただし、歯科医院・ホワイトニング専門歯科によっては、その内の一部の処置に保険を適用してくれる場合もあります。

施術と費用について、具体的にカウンセリングしてくれる良心的な歯科医院の先生や歯科衛生士を探し、選ぶようにすると良いでしょう。

ちなみに矯正をしている場合はホワイトニングが出来ないことが多いです。

オフィスホワイトニングの場合

オフィスホワイトニングは、歯科医師のもとで行うもので、高濃度のジェル(薬剤)を使用して、短期間で歯を白くする(漂白する)方法です。

クリーニングの様に、表面の汚れだけを落とし内部の黄ばみまで薬剤を使って改善するというものです。

短期間で白くできる効果が高いですが、白くしたい歯1本につき費用がかかる為、白くしたい本数分の料金が増えていってしまいます。

なお、その歯科医院・使用する薬剤の種類などによっても、かかる料金に差があります。

そして、3~5回通院して行う必要があります。(1回1時間程度)

また、一度オフィスホワイトニングを行っても、その後また日常的に喫煙したり、嗜好品を飲食していったりすることで、再び元に戻っていくので、定期的に(半年ごと等)歯科医院で行う必要も出てきます。

結局、その度に料金がかかってしまうことになります。

オフィスホワイトニング料金

費用は一般歯科だと30,000円~100,000円程度、専門歯科だと10,000円~30,000円程度かかるようです。

歯科医院によるでしょうが、本数につき何円という場合など、本数が増えればそれだけ費用がかかります。

事前に料金設定などを確認して、自分のお財布事情も考慮して検討しましょう。

なお、笑った時に見える前歯をホワイトニングする為に必要な本数は、通常12本~20本といわれております。

期間は、2回~5回の通院で、その後の白さの持続期間は、3~6ヶ月程度とされています。
その為、約半年毎に、ホワイトニングを行っていくということで、白さを維持していくことになります。

その他のオフィスホワイトニング

歯の表面を削って、白い素材(薄いセラミック)を貼り付けて白くするという方法もあり、こちらは1本当たりの治療費は60,000~150,000円程度と高額になります。

ポイントはこんなに高額なのでその分、最も真っ白で綺麗にすることができ半永久的に白い歯を維持できます。

あと1本単位で行うので、1本だけ変色してしまっている人には良いでしょう。
ただし、表面を削って行う為、大きな虫歯などがある人には向きません。

他にも、白い樹脂をコーティングして一時的に歯を白くする「マニキュア」というホワイトニング技術もあり、これは1本1,000~3,000円程度で、20~30分程度で終わるので気軽にできて人気です。

マニキュアの場合、飲食をしていくうちに次第に落ちていき、数日~数週間で元に戻ってしまいます。

ホームホワイトニングの場合

ホームホワイトニングの流れは、歯科医院で口内チェックやクリーニング(PMTC)などを受けた後、歯型をとって自分専用のマウスピースを作成します。

そして、その出来上がったマウスピースに、ジェル(薬剤)を自分で挿入して塗布してから歯に被せます。

それを毎日コツコツと継続していくことで、次第に白くなっていきます。

なお、塗るジェルの種類や白くするための成分の濃度の違い等によって、効果が出る期間に差があります。

そして、オフィスホワイトニングより効果が出るまでに数週間はかかるでしょう。

ただ、一度マウスピースを作成してしまえば、その後はジェル(薬剤)を購入するだけで、繰り返しできるのが特徴で、最終的にコストパフォーマンス面では、ホームホワイトニングの方が良いと言えるでしょう。

ホームホワイトニング料金

費用は一般歯科だと、20,000円~50,000円程度、ホワイトニング専門歯科だと、15,000円~35,000円程度かかるようです。

期間は、約2~8週間で白さの持続期間は1~2年程度といわれています。

ホームホワイトニングに使用されるジェル自体は、海外メーカーのものと、国内メーカーのものがあり、種類や歯を白くする成分濃度も段階的にあります。

価格帯は、主には大体5千円~7千円程度のものが多いようです。

もちろん、使用されるジェルの費用・使用量、歯科医院の違いによって異なる為、やはり事前にきちんと確認しておきましょう。

費用の安さ重視だけで歯科医院選びをするのは注意!

できるだけ安くホワイトニングしたいという人の方が圧倒的に多いでしょう。

実際、歯科医院によって料金には大きな差があり、非常に安い費用でできるところもあります。

しかし、極端に安い場合は安いなりの理由がある場合が多いので、いくら安いからと言っても注意が必要です。

きちんとしたカウンセリングが無かったり、施術の手間を短縮していたりして、効果が大して得られないことがあります。

親切なところだと写真を撮ってくれて、どれぐらいの効果があったかを明確にしてくれることも珍しくありません。

施術前に、しっかりと相談・説明をしてくれるか、対応が良いか等、信頼できる歯科医院や専門歯科を選ぶようにすると良いでしょう。

市販のホワイトニング用歯磨き粉の効果は?

現在、歯磨き粉には様々な種類が市販されておりますが、歯磨き粉を選ぶ際はホワイトニング効果ではなく、エナメル質を傷つけないタイプのものを選ぶ方が良いでしょう。

フッ素が配合されているものも表面をまもってくれるのでお勧めです。

研磨剤などが含まれているタイプの歯磨き粉で、つい強く磨いたりしてしまうと、表面を覆って守ってくれているエナメル質に傷をつけ、その部分から内側に細菌や汚れが付きやすくなり、虫歯や歯周病の原因になってしまうリスクがあります。

ただ、様々な歯磨き粉の中でも、着色汚れ・ステインを落とす効果があるとして市販されているタイプを試してみても、長年の色素沈着を取ってキレイにするのは難しい傾向もあり、あまり効果を実感できなかった、という口コミも多いようです。

もちろん、個人差があり効果も異なるので、物によっては効果を実感できたという人もいますので、試してみるのも良いでしょう。

ホワイトニングの保険適用について

ホワイトニングの保険適用について

今回は保険適用やホワイトニングにかかる費用などについてご紹介しました。

いかがでしたか?
よく理解できなかった方の為にあらためて整理すると下記の通りです。

1.ホワイトニングは基本的に健康保険適用外とされ、高額になる事が多い。

2.施術前に、まずクリーニングすることがおすすめ。

3.クリーニングであれば、保険適用となるケースもあり得る。

4.ホワイトニング費用は、歯科医院によって大きな差があり、安易に安さ重視で選ばず、
事前に相談・カウンセリング・診察を受けることが大切。

以上4点のことをふまえて、ホワイトニングをする際の参考にしてみて下さい。

まずは、手軽に始められるホワイトニング用歯磨きでケアしてみたり、日ごろから飲食後なるべく歯磨きを徹底して行うようにしたりするのも良いでしょう。

ただ、やはり市販の歯磨き粉では、頑固な黄ばみや着色汚れを取り切るというのは困難ですし、継続して根気よく取り除く必要があります。

黄ばんだ歯を早く確実に白くしたい人は、歯医者に行きホワイトニングする方が良いでしょう。

その際は、無料カウンセリングの診療を行っているところも数多くありますので、まずは予約、相談をして自分の場合はどの方法が良いのか、どのくらいの費用、期間、回数がかかるのか等を事前に診てもらってから正しい方法で行うことをおすすめします。