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妊娠中の赤ちゃんの性別の見分け方!いつ頃わかる?ジンクスについても紹介!


妊娠の喜びを満喫し、安定期に入って来る頃には「赤ちゃんは男の子かな?女の子かな?」と気になり始めます。

おなかの赤ちゃんの性別は、妊婦だけでなく、パパはもちろん、おじいちゃんもおばあちゃんも、みんな知りたいところです!
「ベビー服を買っておきたい」など出産準備のためにも事前に知りたいと思うママやパパの思いは当然のことです。

エコー・超音波検査のたびにドキドキしている人もいることでしょう。果たして胎児は男の子なのか、女の子なのか…。エコーでいつ、どんなふうに性別がわかるのか?
産み分けを考えていたパパ、ママにとってはなおさらのことです。

ここでは、お腹の赤ちゃんの性別の見分け方や、性別がわかるタイミングやエコー検査について紹介します。また、赤ちゃんの性別を知るうえでの注意点や性別に関わるジンクスについても紹介します。

妊娠!赤ちゃんの性別はいつ決まるの?

「赤ちゃんを授かれて幸せ!男の子でも女の子でも丈夫ならいい」
最初はそう思っていたパパ・ママも、おなかがふくらみ、徐々に胎動が感じられるようになると「おなかの赤ちゃんは男の子かな?女の子かな?」と気になり始めるのではないでしょうか。

特に、産み分けを考えて妊活をしていた夫婦にとっては、希望する性別かどちらかわかる瞬間をドキドキしながら待っていることでしょう。中には「なんとか女の子に!」など、妊娠がわかってから願掛けをする人もいるかもしれません。でも実は、赤ちゃんの性別は精子が卵子に受精した瞬間には決まっているのです。

精子に性別決定権がある

(図形引用:「楽天Mama’s Life」)

人間の身体組織は細胞内にある2本1対の染色体によって構成されています。男女に共通する22種類の「常染色体」44本と、性を決定する2本の「性染色体」、46本からできています。性染色体には、染色体Xと染色体Yの2種類があり、男の子は染色体Xと染色体Yの組み合わせ(XY)、女の子は染色体Xと染色体Xの組み合わせ(XX)です。

卵子が持っているのは全て染色体X。染色体Yを持っている精子が受精するとXYで男の子になります。あるいは、X染色体を持った精子が受精するとXXで女の子となります。精子が染色体Xを持っているか、染色体Yを持っているか、精子に性別決定権があるのです。 受精した瞬間に男の子か、女の子か決まってしまいます。
ですので、受精した後に何をしようが性別が変わることはありません。

性別によるお腹の赤ちゃんの違いは?

赤ちゃんの性別がわかる時期は妊婦や胎児によって個人差があります。ですが、妊娠中期頃にわかる場合が多いとされています。(妊娠中期:妊娠5ヶ月「16週」〜妊娠7ヶ月「27週」)

性別の判明は、男女によっても少し差があり、男の子の方が早くわかることが多いです。なぜかというと、一番のポイントになるのが外性器の形からです。医師が行う超音波検査(エコー検査)で、男の子のシンボルの方が突起として見えやすいためです。

男の子

男の子は外性器で比較的分かりやすく、足と足の間にピーナッツのような形の睾丸がついているかどうかで確認します。15週くらいで陰嚢(いんのう)を確認できると、「男の子のように見えるね」などと告げられることもあります。

女の子

女の子は男の子のように外性器がはっきり確認しにくく分かりづらいのですが、太ももと太ももの間に木の葉のような形(コーヒー豆とも言われます)をした外陰(がいいん)があるかどうかで確認します。

エコー写真を見れば分かる?

たまに超音波検査のエコー写真を見て「おちんちんが見えたから、男の子!」などと判断する方がいらっしゃいます。ですが、エコー写真は一般の写真のようにわかりやすくてきれいに見えるわけではないので、初産の妊婦さんが自分で判断するのは難しいです。
医師から超音波検査のモニター画面やエコー写真を使って「ここに睾丸が見えるから男の子ですね」などと説明を受けるながら、胎児を観察すると分かりやすいでしょう。

3Dや、4Dなどのエコーを取り入れている産院もありますが、通常は2Dの超音波検査で性別を判断できます。最近の超音波検査は精度が上がり、何度かの妊婦健診のどこかのタイミングで性別がわかるものです。

それでも100人中100人ともが分かりやすいということはなく、数人は胎児の位置によってわかりにくいことがあるので「100%判定が可能」とは言い切れないのです

性別や赤ちゃんの成長を確認するエコー検査

超音波検査(エコー検査)とは、私達の耳には聞こえない周波数の超音波を対象物(臓器や赤ちゃんなど)に当てて、その反響を映像化する検査です。放射線の被爆がなく、検査を受ける妊婦にも負担がほとんどありません。もちろんお腹の赤ちゃんにも安心して何度でも検査できます。

妊娠に伴い実施する超音波検査には、妊娠初期に行う、経膣超音波検査と腹部から行う経腹超音波検査があります。
妊娠初期〜12週頃までは、経膣超音波検査、それ以降は経腹超音波検査が多くなります。施設により違いがあります。

赤ちゃんの性別は、妊娠4か月頃(妊娠12〜15週頃)にはわかることもあります。この頃は赤ちゃんの内臓や手足などの身体がほぼ形成されます。超音波検査で性別がわかることもありますが、まだはっきりと見えないのが実際は多い時です。

妊娠中期(妊娠17〜18週以降)を過ぎる頃には、超音波検査で赤ちゃんの性別がおおむねわかるようになります。赤ちゃんの性別は、性器の形によって性別を確認するので、赤ちゃんの向きや姿勢によっては見えないこともあります。

必ずしも性別がわかるわけではないことを知っておきましょう。この頃には、多くの人が胎動を感じ始めるようになります。

エコー検査でいつわかる?
産婦人科で赤ちゃんの性別がわかる時期

受精した瞬間から性別が決まっているとはいえ、受精卵の段階では、男の子の受精卵なのか、女の子の受精卵なのかはわかりません。妊娠初期に性別を判断するのは難しいです。

週数エコー検査で分かる内容
8~11週(3ヶ月)ママにとってつわりがつらい時期です。胎児の身体は3頭身くらいになり、頭、胴、手足が見え始め、人間らしい容姿になってきます。10週くらいになれば男女の違いが出てきます。
12~15週(4ヶ月)内臓や手足などがほぼ完成します。妊婦健診のときの超音波検査(エコー検査)で性別がわかることもありますが、胎児の位置や体勢によって外性器の見え方に違いがあるので、まだまだ確認しづらい時期です。
16週(5ヶ月)この時期を過ぎると、骨や筋肉も発達し赤ちゃんらしい体つきになります。超音波検査で外性器がよく見えれば性別の判断がつくようになります。安定期に入り、ママは赤ちゃんの胎動を少しずつ感じ始める頃でしょう。
20週(6ヶ月)ママのおなかのふくらみも目立ち始めます。胎児の大きさは25~30センチくらいになり、男女の区別がはっきりして性別を判別しやすくなります。

妊娠週数が増えるにしたがって、性別の判定はしやすくなりますが、それでも超音波検査のときに胎児がうずくまっていたり、手や足の角度で性器が隠れていたりすると判断できないこともあります。

性別を「知りたい」「知りたくない」とき、どう伝える?

「出産準備をしておきたい」「産み分けを考えていた」「わかっていた方が安心できる」など、事前に性別を知りたいというパパ・ママは多く、性別を知るのが当たり前のようなご時世になっています。

でも本来、妊婦健診の超音波検査(エコー検査)は、「赤ちゃんがちゃんと発育しているか」「胎盤の位置は正常か」「羊水は正常量あるか」など、胎児の健康を医学的な目で見るためのものです。
妊婦健診の一環として外性器が見えれば、性別を伝えることもありますが、性別を判定するだけのためにあまり時間やエネルギーを割けないのも事実です。

「知りたい」ときの伝え方

とはいえ、「性別を知りたい」というパパ・ママの気持ちが分からない訳ではありません。事前に知りたいのであれば、健診のときに遠慮なく性別を聞いて構いません。

ただし、性別にこだわってエコー画面をよく見てくれる先生もいれば…..

胎児の性別は医学的に重要ではないと考えている先生もいるので、対応は先生によって違うかもしれないということを知っておいてください。

医師は性別を間違って伝えないように細心の注意を払います。男の子ならば判断しやすいのですが、「女の子のようだけど、本当に女の子?」というときは、時間をかけ一生懸命見なくてはわかりません。男の子なのに外性器を見間違っていることもあります。だから「絶対そうだ」という判断がついてから伝えたいと、判定には慎重になるのです。

「知りたくない」ときの伝え方

「生まれるまで性別を知りたくない」という妊婦ももちろんいます。
「赤ちゃんが生まれるまで楽しみを取っておきたい」という人は、医師に「性別を知りたくない」と早めに伝えておくことが大切です。
最近は事前に性別を知りたい人が多いので、医師もたまたま外性器がよく見えたら、サービスのつもりで「あ~、男の子です~」なんて言ってしまう可能性もあります。
知りたくない人こそ、早めに、はっきりと意思表示をしておきましょう。

性別を先に知るメリット・デメリット

おなかの中の赤ちゃんが「男の子?」「女の子?」を事前に聞くかどうか、決められず迷っているママもいるでしょう。赤ちゃんの性別を事前に知っておくメリットとデメリットを考えてみましょう。

メリット

メリットとしては、性別がわかっていれば、出産準備の赤ちゃんの服やおもちゃなどのベビー用品を男の子向け、女の子向けと、事前に用意しておくことができます。また名前を考えるにしても、男の子、女の子の2つを考える必要がなく、どちらか一方に絞り込んで熟考できます。

デメリット

デメリットとしては、生まれてくるまで「どっちらかな?」と夫婦であれこれ話し合ったり想像したり、ワクワクしたりする期間が減少してしまうことです。
また、期待と違った場合、例えば、「女の子を欲しい!」と思っているパパが男の子だと知ったら、テンションが下がることがあるかもしれません。

デメリットをメリットに変えていこう

事前に知ることによって、期待していた性と違ったとしても、出産までに気持ちの整理をする時間ができるとも考えられます。

「どうしても女の子が欲しかった……」などとがっかりしているパパに対して、「男の子にもこんないいところがあるよ」とポジティブに前向きな気持ちに変えていきましょう。

夫の実家から「ぜひ男の子を」と期待されたとしても、事前にわかることにより、生まれた瞬間に「あ~、違った」と落胆されることもありません。
出産のときには「おめでとう、無事に生まれて良かったね」とみんなが思えるように、デメリットをメリットに変えていきましょう。

うそ? 本当?
赤ちゃんの性別判断におけるジンクス!
おなかの出方は関係ない?

パパが「どうしても女の子が欲しい」と考えていたり、「跡取りの息子が欲しい」とパパの実家からプレッシャーをかけられたり、妊娠前から産み分けにチャレンジしていた夫婦にとって早い段階から赤ちゃんの性別を知りたいという気持ちは理解できます。

よく経験豊富な先輩ママや祖父母から、「『おなかが突き出ているから、男の子ね!』と言われた」なんていうエピソードをよく耳にします。

しかし、赤ちゃんの性別に関するジンクスには科学的根拠はありません。

あくまでも、占いのような感覚で楽しむに留めるようにしましょう。

ここでは、いくつかのジンクスについて紹介します。

性別判断のジンクスや迷信

おなかの出方

妊婦のおなかが前に突き出ていたら「男の子」
丸みを帯びて横に広がっていたら「女の子」

ママの食べ物の好みが変わる

妊娠前と比べて、レモンや酢の物・辛いものが食べたくなったら「男の子」
ケーキやお菓子など甘いものが食べたくなったら「女の子」

赤ちゃんの胎動

胎児の動きがもぞもぞとして、グニャグニャしていると「男の子」
手足を突っ張り、激しく動いていたら「女の子」

ママの顔つき

妊娠前と比べて妊婦の顔つきがきつい表情になったら「男の子」
やわらかく優しい表情になったら「女の子」

ママの体毛の変化

妊婦の体毛が濃くなったら「男の子」
薄くなり、つるつるキレイにだったら「女の子」

ママの手首の脈

妊婦の左右の脈を測り、左の脈が強かったら「男の子」
右の脈が強かったら「女の子」

腹帯に書かれた性別

戌(いぬ)の日にお寺で安全祈願した際にいただいた腹帯に書かれた性別が、
男と書かれていたら「女の子」
女と書かれていたら「男の子」

夫婦の力関係

夫婦の力関係でママの方が強いと「男の子」
パパの方が強いと「女の子」

5円玉占い

糸を通した五円玉を妊婦のおなかの前にぶら下げて、
横に揺れたら「男の子」
円を描くように揺れたら「女の子」

生まれ月の来客の性別

出産予定日になって初めての来客が女性なら「女の子」
男性なら「男の子」

(引用:ユニ・チャーム「オンライン両親学級」)

これらのジンクスは、いずれにしても科学的な根拠がありません。占い気分で楽しむ程度にしておきましょう。

男の子と女の子という性別は、当たる・当たらないにかかわらず、2分の1の確率で決まるものです。
どちらの性別であっても、大切な赤ちゃんには変わりありません。ゆったりとした気持ちで赤ちゃんの誕生を楽しみに待てるといいですね。

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